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LUXMAN「D-08」、SONY「SCD-DR1」、Marantz「SA-7S1」、ESOTERIC「X-01 D2」、LINDEMANN「822」店頭試聴 [SACD/CDプレーヤー]

もう師走だというのに書いていない試聴記がいくつかありますので、慌ててまとめておきます。
2009.4.5(日)に行った試聴です。当時のメモをもとに振り返ってみます。

◇試聴機材
プリアンプ:GOLDMUND MIMESIS 27.3 ME
パワーアンプ:GOLDMUND TELOS 200A
スピーカー:B&W 802D

■LUXMAN「D-08」
最初に聴いた影響があると思うが、空間の広がりも一般的で、音的にも特にピンと来るものがなかった。音の厚みもあるが、何か感動するところがない。ちょっと期待外れ。
(トップバッターであった影響が大きかった気がします。今思うとちょっとかわいそうかも)

■SONY「SCD-DR1」
D-08と比べると音がクリアになり、アタックも強めで好ましい。全体としてはニュートラルで誇張のない音。まとまりが良いが、特に惹き付けられることもない。

■Marantz「SA-7S1」
前の2機種と比べると音が前に出てくる。低域もしっかり出て押し出しが強い。音に艶があり、良い意味での色づけを感じる。奥行感も十分ありコストパフォーマンスは高いと思う。

■ESOTERIC「X-01 D2」
鳴り始めた瞬間に、これまでの機種とはかなり違う解像感と空間の広さを感じる。高さ方向に大きく広がるところが前の3機種とは対照的。左右のセパレーションも良い。
低域はタイトであるため、マランツよりは薄く感じる。反面、高域はどこまでも澄んでいて伸びる感じ。これまでの機種よりも1段上の印象。(価格も1段上ですが・・)

■LINDEMANN「822」
不思議な音である。どこがいいとは言えないのに魅力的な音で、鳥肌が立ちそうになる。
空間が音で満たされている感じで、音にもこれ見よがしではないが艶がある。MarantzとESOTERICの中間くらいのイメージ。
ESOTERICのように高さはないが空間表現も十分な感じで、幾分奥めに展開される。
透明感があるのに、ESOTERICの透明感とは質が違う印象。ESOTERICの音を透明な空気に例えるなら、透明な水のような感じ。空間が満たされているところが違う。
X-01 D2とどちらがいいかは判断が分かれるところだが、どちらも魅力的である。

この試聴ではESOTERICとLINDEMANNが好印象でした。特にLINDEMANNの良さは上手く説明ができません。ある意味とても地味な音なのですが、なんとも心地よい不思議な音です。

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SONY「SS-AR1 / SS-AR2」 [スピーカー]

週末に音展(オーディオ&ホームシアター展)に行って、SONYのスピーカー「SS-AR1 / SS-AR2」を聴いてきました。

正直ビックリしましたよ。このスピーカー、めちゃくちゃいいじゃないですか!
何といっても音のバランスがいい。それに加えて音の出方がとても自然で、此れ見よがしさが感じられない所がいいです。それでいて、決してつまらない音ではないところに上手さを感じます。
解像度の高さなど全く狙っていない感じで、純粋に音楽を楽しめます。ツィーターがシルク製のソフトドームというところも私好みで、正直欲しくなってしまいました。

じゃあ、ルーメンホワイト手放すのかというと、そんなことはしたくありませんので、「SS-AR2」の方なら何とか並べて置けないだろうかと思ったりしています(笑)
と、妄想は広がりますが現実には難しいですね。プリを買い替える方が先だと思いますし・・。
それでも、いつかは手に入れたいと思っていますが、ただ、ソニーがいつまで造り続けてくれるのか一抹の不安があります。

ちなみに「SS-AR1」と「SS-AR2」の比較試聴も行いました。当然「SS-AR1」の方がかなり余裕がありますので、壮大なオーケストラを聴きたい方や低域の量を重視する方は「SS-AR1」の方が良さそうです。ただ、「SS-AR2」はサイズ感がとてもいいです。また、音のキレや低域のタイトさはこちらの方に軍配が上がります。元気めの音が好みの方は「SS-AR2」の方が良いかと思います。サイズの割には低域はよく出ていました。

これまで100〜200万円くらいの価格帯でおすすめは?と聞かれたら、コストパフォーマンスからB&Wの「802D」かPioneerの「S-1EX」と答えていたと思いますが、今後はSONY「SS-AR1 / SS-AR2」を一押しにしようと思います。

【追記】
試聴時の機材を教えて欲しいとのコメントを頂きましたので、本文に追加しておきたいと思います。

あまりに良くて驚いたので、真の実力を確かめたいと思い、実は3ヶ所で聴きました(笑)
聴いた場所と機材は、それぞれ以下の通りです。

■ソニーブース
CDプレーヤー:ソニー「SCD-DR1」
プリメインアンプ:ソニー「TA-DR1a」

■ダイナミックオーディオ5555 4F
CDトランスポート:PS AUDIO「PerfectWave Transport」
DAコンバーター:「PerfectWave DAC」

プリアンプ:FM ACOUSTICS「FM255mk2」
パワーアンプ:FM ACOUSTICS「FM711mk2」

プリアンプ:GOLDMUND「MIMESIS37 Signature」
パワーアンプ:GOLDMUND「TELOS1000」

■レフィーノ&アネーロ
CDプレーヤー:LINDEMANN「822」
プリメインアンプ:OCTAVE「V80」

FM ACOUSTICSとの組み合わせは素晴らしく、純粋に音楽を楽しめました。ただ、「TA-DR1a」でも十分に鳴っていたと思います。
また、どの組み合わせでも聴いた印象はそれほど変わりませんでした。もちろん、アンプの特徴は明確に現れるのですが、「あれ?」と思うようなことはありませんでした。
もっとも、低域の質感にはある程度違いが出ます。「SS-AR1」の方は、わりとふくよかな低域ですので、タイトな低域が好みの方は、駆動力のあるアンプをあてがわれた方が良さそうです。ゆったりとした低域が好みの方は問題ないと思います。「SS-AR2」の方は「V80」でも十分タイトに鳴っていました。

なかなか聴けるところがないスピーカーですが、東京都内だと、秋葉原のレフィーノ&アネーロに「SS-AR1」「SS-AR2」の両機種が。同じく秋葉原のテレオン110に「SS-AR2」が、常設展示されているそうです。首都圏にお住まいで興味のある方は、出向かれてみてはいかがでしょうか。

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TIAS & ハイエンドショウ & マラソン試聴会 [オーディオ]

10月はオーディオ好きは何かと忙しい月ですが、ご多分に漏れず私も「東京インターナショナルオーディオショウ」「ハイエンドショウトウキョウ」「ダイナミックオーディオ マラソン試聴会」に行ってきました。まあ、全部行ったということなのですが(笑)
「TIAS」と「ハイエンドショウ」は、それほどちゃんと試聴できていないのですが、今年のショウで記憶に残ったことや製品を、書き留めておきたいと思います。

結局、ルーメンホワイトの新製品はありませんでしたね。それどころか、展示もありませんでした・・・。もしかすると、このまま日本では終わってしまうのかもしれません。
反面、Consensus Audioは新製品「Bogen」が展示されていたようで(見れませんでしたが)、バトンタッチとなってしまいそうです。なんとも寂しい限りです。

個人的に良い経験となったのは、FMアコースティックを初めてちゃんと聞けたことでした。TIASのAXISSのブースでは、AyreのKX-R + MX-Rとほぼ同じ環境で聴くことができましたので、両者の違いがよくわかりました。FMアコースティックは、もっと濃厚な音がするのかと思っていましたが、意外にスッキリ系。ただ、スッキリな中にわずかに温度感を感じさせる音でなんとも心地よく、FMが好きな人の気持ちがわかった気がしました。マラソン試聴会でも、Wilson Audioの「Sasha」や、Avalon Acousticsの「Time」を鳴らしていましたが、Goldmundの組み合わせよりも好印象でした。
音的には気に入ったのですが、買おうとも思わない価格なので、それはそれで安心です。

新製品で気になったのは、LINDEMANNのスピーカー「Swing!」と「Boogie!」。本当にちょっとしか聴いてないんですが(どちらかも憶えていない)、ハッとするものがありました。まあ、単にセラミック好きなだけかもしれません。

ハイエンドショウで気になったのは、Musikelectronic Geithainのスピーカー。PAを思い起こさせるような、前に飛んでくる音に惹かれました。小型のを1台所有してみたい気持ちに駆られますが、ちょっと高い・・。気軽には買えない・・・。

その他、タンノイの「Canterbury/SE」意外といい(かなり予想外)とか、やっぱり大型スピーカー(カーマの「Grand Ceramique Midi 1.0」)は余裕あるなとか、ソニーの「SS-AR1」意外といいので「SS-AR2」をちゃんと聴いてみたいな等と思いながら、今年のオーディオイベントは終わった感じです。(まだ「音展」がありますね)

しかし、気になってるのはスピーカーばかりですね(笑)

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ESOTERIC「SA50」「X-05」「X-01 D2」、DENON「DCD-SX」店頭試聴 [SACD/CDプレーヤー]

半年程度前の4月に行った試聴ですが、簡単にまとめておきたいと思います。

試聴環境は以下の通りです。
 プリアンプ:McIntosh「C45」
 パワーアンプ:McIntosh「MC252」
 スピーカー:B&W「802D」

■ ESOTERIC「SA50」(税込409,500円)
透明感がある抜けの良い音で好ましい。低域の量感もけっこうある。
反面、おとなしめの音でもあり、好みが分かれるところかもしれません。

■ ESOTERIC「X-05」(税込504,000円)
SA50と比較して、芯があり押し出しが強い。
力強さがあるため、ジャズ等はこちらの方が良さそう。
サウンドステージの高さも1段上の方まで広がる。
価格分の優位性はあるように思いました。

■ ESOTERIC「X-01 D2」(税込1,470,000円)
上記2機種と比べ空間表現のレベルがまるで違う。
天井まで音が広がり、空間が満たされる。
音の余韻が長く、リバーブをかけたようにも聞こえる。
ただし、ここで何かがおかしい事に気がつきました。
妙にサックスが奥に引っ込み、ピアノは前に出てくる。
まるでDSPをかけているような感じで明らかに不自然。
設定が何かおかしくなっていたのかもしれません。
というわけで、この試聴結果はあてにならないことに・・。

■ DENON「DCD-SX」(税込840,000円)
音が、がぜん柔らかくなる。
落ち着いた音で聴きやすいが、ESOTERICと比べると解像度が低く、抜けが悪くなったように感じる。
柔らかめの音が好きな方は好ましいと感じるかもしれませんが、
個人的な趣味としてはSA50やX-05の方が好ましいと思いました。
もっとも、私は基本的にDENONの音づくりが苦手なので、このコメントは差し引いて見てください。

結果として、やはりDENONの音はあまり好きではなく、ESOTERICの方が好みだということのようです。

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lumenwhite、いよいよモデルチェンジか? [スピーカー]

最近、都内某ショップに続けざまにsilverflameの展示品が入っているようですが、在庫処分だと思われますので、いよいよモデルチェンジが近いんでしょうか?
昨年のインターナショナルオーディオショーでうかがった話では、各モデルとも順次置き換わって行くということだったので、おそらくそろそろ輸入が始まるのでしょう。
lumenwhiteのサイトには、既に「aquila」と「artisan」という新モデルが掲載されていますので、今年の秋のショーあたりには、両方のモデルが入って来るのかもしれません。既に「silverflame」以外はディスコンになっています。

http://www.lumenwhite.com/

あの独特の形状のモデルが無くなってしまうのは、ちょっと寂しい気がします。
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Accuphase「DP-700」 vs 「DP-600」、Luxman「D-08」 vs 「D-06」 [SACD/CDプレーヤー]

4月から5月にかけて、SACD/CDプレーヤーの試聴をいくつかしていたのですが、全然書く暇がなく貯め込んでいました。当時のメモを見ながら、まとめておきたいと思います。

ちなみに、AccuphaseとLuxmanを直接比較できたわけではありません。同じメーカー内の兄弟機種の違いを知るための試聴です。全然別の日に別環境で行った試聴ですので、AccuphaseとLuxmanのどちらが良かったかは正直わかりません。あまりにもスピーカーが違いすぎて・・・。


■Accuphase「DP-700」 vs 「DP-600」

Accuphaseの2機種の試聴環境は以下のとおり。

 プリアンプ:Accuphase C2810
 パワーアンプ:Accuphase M6000
 スピーカー:WilsonAudio System8

ケーブルまで全く同じものを揃えて頂き、同じ曲を2機種交互にかけていくという、比較には理想的な状況でした。

●Accuphase「DP-700」 (税込1,155,000円)
聴き始めてすぐ、特に不満がないことに気が付きました。何の違和感もない音。十分にフラットな音域、空間にも奥行きがあり、高域にキツさを感じる事もなく、解像度も自然な高さ。
もっともAccuphaseのフラッグシップ機でSystem8を鳴らしているんですから、変な音が出るはずもないのですが(笑)
嫌な感じを出さないところがさずが高級機という感じです。強いて欠点を上げれば、よく出来過ぎていてツマラナイというところでしょうか。

●Accuphase「DP-600」 (税込840,000円)
DP-700と比べると明らかに元気で明るめの音。アタックが強めでノリのいい音です。
反面、奥行きはあまり感じなくなり、平面的に聴こえます。
高域も幾分キツさが増して、滑らかさが劣る感じです。また、低域の解像度が低くなったことがわかりました。

こう書くと、「DP-600」の方がかなり劣っているように思われるかもしれませんが、音の傾向がハッキリ違うと言えます。これはメーカーも意識的にチューニングを変えている気がします。誤解を恐れずに言うと、「DP-700」はクラシック向き、「DP-600」はジャズ向きという感じです。ですので、「DP-600」の方が気に入る方もいらっしゃると思いました。
これらの2機種の価格差は約30万円ですが、「DP-600」でも840,000円なので、ここまで出すなら個人的には頑張ってあと30万円出した方が幸せになれるような気がしました。


■Luxman「D-08」 vs 「D-06」

Luxmanの2機種の試聴環境は以下のとおり。

 プリアンプ:Luxman C-800f
 パワーアンプ:Luxman M-800A
 スピーカー:TANNOY Yorkminster/SE

●Luxman「D-08」 (税込997,500円)
Yorkminster/SEの音が支配的であったため、絶対的な「D-08」の音というのは良くわかりませんでした。
ただ、多くの高級プレーヤーがそうであるように、音のキツさを感じることはありませんでしたし、空間表現も秀逸でした。

●Luxman「D-06」 (税込525,000円)
Accuphaseの時と同様、明るめでハッキリとした傾向の音になりました。
「D-08」と比較して、やや平面的な印象になるのも同様です。同じ曲を演奏しても、高域がキツいと感じる時が出てきます。低域の解像度が落ちるのも同じ傾向でした。

Accuphaseと同様の傾向の違いでしたが、ただLuxmanの2機種の方が同じ路線に乗っているように感じました。また、こちらの2機種は価格差が約47万円もあります。比率的にも「D-06」は「D-08」の約半額です。ここまで違うと「D-06」でもいいかという気がしてしまいます。
Luxmanの営業の方のお話でも、音さえ気に入れば「D-06」はバーゲン価格だそうです。

両メーカーとも価格違いで似た傾向が出てきますね。特にLuxmanはDAC部分は同じものだということですので、本体やメカの剛性、アナログ回路の違いが音の違いに出ているようです。結局、そういうところがコストがかかるんでしょうね。あとは、どこで納得するかだと思いますけど、悩みますね・・・。
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Ayre「MX-R」導入後、半年経過 [パワーアンプ]

気がついたら2ヶ月以上も書き込みしていませんでした・・・。

「MX-R」を導入して、いつのまにか半年が経っていました。マニュアルによるとバーンインの時間は100〜500時間と書かれていますが、うちではまだ100〜150時間程度しか鳴らせていない気がします。それでも、ずいぶんと音が馴染んできました。

半年経ってみて「MX-R」導入は正解だったと思います。何よりもかけるCDを選ばなくなりました。JRDGのModel102を使っていた時には、正直かけるのをためらうCDがいくつかありました。J-POPやClub Musicあたりの打ち込み系は、音がキツくて避けていたように思います。しかし、現在では全く気にせず何でも聴いています。「MX-R」で聴くDAFT PUNKがかなり良いということも最近知りました(笑)

現時点では、電源周りやセッティングが理想的とはとても言えませんので、実力が全然発揮できていないと思うのがかわいそうなのですが、おいおい整えて行こうと思っています。
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CDプレーヤー導入に関する考察(2) [SACD/CDプレーヤー]

なんとも忙しく、ネタはあるのに更新がままなりません。音楽が聴けるのも週に2~3時間程度と、何のために大枚をはたいているのか?と疑問すら沸いてきていますが、負けずに妄想だけは膨らませたいと思います(笑)

前回の考察で、
  ・バランス出力のあるプレーヤーにしたい
  ・SACDが聴けるようにしたい
  ・デジタル入力は欲しい
という条件をクリアする最適の方法は、

 1)「デジタル入力付きのSACD/CDプレーヤー」を導入する

という結論に至ったのですが、いざ調べてみるとそう簡単ではないことがわかりました。
というのも、「デジタル入力付きのSACD/CDプレーヤー」って意外と少ないんですね。
国内メーカーで代表的なものだと、

  ESOTERIC 「SA-50」
  LUXMAN 「D-08」「D-06」
  Accuphase 「DP-700」「DP-600」「DP-78」
  DENON 「DCD-SX」「DCD-SA1」

ってところでしょうか? ちょっと選択肢が少ない気が・・・。
完全に勘違いだったのは、ESOTERICの上位機種はみんなデジタル入力が付いているのだと思っていました。クロック入力でした、付いていたのは(汗)
海外メーカーも含めると、もう数機種あると思いますが、価格が現実的ではなくなりますし、CDプレーヤーくらいは国内メーカーにしておきたいという気持ちもあります。メカはどうせ日本製がほとんどですし。
となると他の選択肢は、

 2)「SACD/CDトランスポート」+「DAコンバーター」
 3)「SACD/CDプレーヤー」+「DAコンバーター」

という2台体制になってしまいます。

2)は、組み合わせが実質同じメーカーに限られてしまいますし、価格が跳ね上がってしまいます。また、DAコンバーター側は技術革新が速く、いずれ買い換えることになると思いますが、その際にSACDの音も一緒に変わってしまうのが面倒ですね。(SACD/CDとも音が良くなるという可能性もありますが・・・)
となると、3)にするしかないのかなあ? まあ、これだと自由度は高いですね。DAコンバーターは、PCオーディオの為だけに選定することも可能です。

ともあれ、「最終的には音が好みかどうかだし」と思い、少しずつ試聴を始めました。しかし、予算を決めないで試聴するのって難しいですね。あらゆる価格帯の製品をまんべんなく置いてあるショップなんてありませんので、特に価格差のある機種を同じ環境で聴くことは困難です。「価格帯が近い機種でどれが好みかを決める」「試聴会等で同じメーカーの上下の機種がどのくらい違うかを確かめる」の両面で攻めながら、ピンとくる機種を探すしかなさそうです。

忙しいのは、まだ当分続きそうですが、明日は気晴らしに試聴会に出かけてみようと思っています。
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CDプレーヤー導入に関する考察(1) [SACD/CDプレーヤー]

実は現在使っているCDプレーヤーは、ONKYOの「C-1VL」である。スピーカーがルーメンホワイトなのにどうしてプレーヤーが「C-1VL」なのか・・と思われるのも当然だとは思いますが、一応ONKYOのフラッグシップ機です!!
ただ実際のところ、現在の使用機器の定価ベースの価格比率は、CDプレーヤー:プリアンプ:パワーアンプ:スピーカー=1:4:30:43といった感じで、上流に行くほど価格が急激に下がるという、なんともバランスが悪い状態になっています。
とはいえ、これまで積極的にCDプレーヤーを換えたいという気がなかったのも事実です。世の中的に今後PCオーディオに向かって行くのは止めようがない気もしますし、次世代フォーマットのSACDも今後どうなるかわかならいような状況の中で、正直プレーヤーに投資するのはどうなんだろう?と思っていました。
ただ、そろそろしっかりしたプレーヤーが欲しい気がしますし、一番楽しそうなプリアンプ選びよりも前に上流を固めておきたいと思い、今年中の購入は無理な気がしますが、そろそろ準備はしておこうかと思い始めました。


いろいろ考えた結果、最低クリアしておきたい条件は以下のような点です。

1)バランス出力のあるプレーヤーにしたい
  将来的には、全経路をフルバランスにしたいと思っていますので、プレーヤーもフルバランス
  回路のものにしておきたいです。また、同じ部屋にサブシステムもあるのですが、
  現在それぞれ別のCDプレーヤーを接続しており、これがなんとも不便なので出力が
  2系統欲しいと思っています。出力端子がXLR+RCAになれば、それも解決です。

2)SACDが聴けるようにしたい
  SACDはそれほど持っているわけではないのですが、最近SACDを見直し始めていることもあり、
  積極的に聴ける状態にしておきたいと思っています。現在のSACDプレーヤーはSONYの
  廉価版プレーヤーの「SCD-XB9」で、それもサブシステムにつなげているため、
  メインシステムではSACDは聴けないという間抜けな状況です(笑)
  ここをなんとかしたいと思っています。

3)デジタル入力は欲しい
  PCオーディオの方も徐々に始めたいので、デジタル入力は是非とも欲しい機能です。
  欲を言えばUSB等のPCインタフェースも有った方がいいですが、
  これはMUSTではないと思います。


という条件を考慮し、スペースファクターも考えると「デジタル入力付きのSACD/CDプレーヤー」を導入するのが一番良さそうですが、そう簡単な話ではないことがわかってきました。
そのあたりは、また次回に。
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silverflameのスパイク戻しました [スピーカー]

2ヶ月程度、スパイクを外してボードの上にベタ置きで聴いていたのですが、どうも音の濁り感が気になって結局スパイク有りに戻しました。
途中、黒檀ブロックを試したのですが、ボードの間に何か挟むと格段に音場が広くなり透明感も向上しました。どうやら底板を浮かせておかないとダメみたいです。ただ、その代わりに低域の量は激減しました。
黒檀ブロックでもスパイクと変わらないくらい低域の量感が減りましたので、それならスパイクを付けるかと思ったわけです。

ただ、ツィーターの高さが下がったのは気に入っていたので、純正スパイクよりも高さが抑えられる「J1プロジェクトのSP35HR」を付けてみました。以前に試したときには低域がスカスカになってしまったのですが、今回の環境ではそれほど気になりません。純正スパイクと違い上方向にスラントすることもないので、床生活の拙宅には向いている気がします。
「SP35HR」は、それほど尖っていないので「grandezza」上に直接置いてみたのですが、少しの間でもガッツリ凹んでしまったので、小心者の私は結局スパイク受けを挟みました(笑) 今後、スパイク受けを工夫してみようかと思っています。

低域の量に関しては、別の方策を考えるしかないかと思っています。どう対応するかは考え中です・・・。
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