ESOTERIC「UX-3Pi」導入 [SACD/CDプレーヤー]
実は昨年末のことになりますが、ESOTERICの「UX-3Pi」を導入しました。ブログに書こう書こうと思っていましたが、なかなか暇がなく書けずにいました。
なぜ、急にユニバーサル・プレーヤーなのか?と思われる方が多いと思いますが、程度の良い中古が手頃な価格で有ったからというのが正直な理由です。もっとも、昨年のオーディオ業界の動向を見て「今それほどコストをかけるべきではない」と思ったのも、もう一つの理由です。
昨年、ハイエンドオーディオ業界は、いわゆるPCオーディオやハイサンプリング音源といった方向に舵を切り始めた感がありました。各社から次々をUSB入力付きのDACが発売されましたし、Wadia「381」、BOULDER「1021」、PS Audio「 Perfect Waveシリーズ」の登場でDISCプレーヤーもハイサンプリング音源再生への流れが見えてきました。
反面、大手レーベルがSACDから撤退するとのニュースも入ってきて、SACDの今後に関しては不透明さが増してきた感があります。
このような状況から、以下のようなことを考えました。
・USB DACは、まだ開発途上(多くの機種が48kHzまでの対応)のようなので、
今後購入タイミングを見計らって導入したい
・SACDプレーヤーが無くならないうちに、ある程度ちゃんとしたものを購入しておきたい
・今後も当分の間はDISCメディアを再生する事になるので、
トランスポート部分はしっかりしたものを選んでおきたい
これまでの試聴から、ESOTERICかなと考えていましたので、「X-05」か「SA50」あたりで手を打とうかと考えていたのですが、プラスチックのトレイがどうも許せず躊躇していたところに「UX-3Pi」の中古が出てきたのです。コストパフォーマンスの点からも、現時点での選択としては最良と思い購入に踏み切りました。
正直ビデオ回路は必要なかったのですが、購入してみるとDVD-Audioが再生できたり、音楽DVDビデオをメインシステムで聴けたりと便利な点もいくつかありました。
肝心の音ですが、それぞれの楽器の音がソリッドになり、明らかに明瞭になりました。また、音の余韻がきれいに表現される事で、奥行きがかなり出てきました。全体としてしっかりとした厚みのある音になり、特にバランス接続の際、これまで課題となっていた低域の量感が少し増したのも良かったです。
正直、もう元には戻れない感じで、「上流が大事だというのは本当だなあ」と思いました。これまでプレーヤーを軽視しがちだったのですが、反省です。
なぜ、急にユニバーサル・プレーヤーなのか?と思われる方が多いと思いますが、程度の良い中古が手頃な価格で有ったからというのが正直な理由です。もっとも、昨年のオーディオ業界の動向を見て「今それほどコストをかけるべきではない」と思ったのも、もう一つの理由です。
昨年、ハイエンドオーディオ業界は、いわゆるPCオーディオやハイサンプリング音源といった方向に舵を切り始めた感がありました。各社から次々をUSB入力付きのDACが発売されましたし、Wadia「381」、BOULDER「1021」、PS Audio「 Perfect Waveシリーズ」の登場でDISCプレーヤーもハイサンプリング音源再生への流れが見えてきました。
反面、大手レーベルがSACDから撤退するとのニュースも入ってきて、SACDの今後に関しては不透明さが増してきた感があります。
このような状況から、以下のようなことを考えました。
・USB DACは、まだ開発途上(多くの機種が48kHzまでの対応)のようなので、
今後購入タイミングを見計らって導入したい
・SACDプレーヤーが無くならないうちに、ある程度ちゃんとしたものを購入しておきたい
・今後も当分の間はDISCメディアを再生する事になるので、
トランスポート部分はしっかりしたものを選んでおきたい
これまでの試聴から、ESOTERICかなと考えていましたので、「X-05」か「SA50」あたりで手を打とうかと考えていたのですが、プラスチックのトレイがどうも許せず躊躇していたところに「UX-3Pi」の中古が出てきたのです。コストパフォーマンスの点からも、現時点での選択としては最良と思い購入に踏み切りました。
正直ビデオ回路は必要なかったのですが、購入してみるとDVD-Audioが再生できたり、音楽DVDビデオをメインシステムで聴けたりと便利な点もいくつかありました。
肝心の音ですが、それぞれの楽器の音がソリッドになり、明らかに明瞭になりました。また、音の余韻がきれいに表現される事で、奥行きがかなり出てきました。全体としてしっかりとした厚みのある音になり、特にバランス接続の際、これまで課題となっていた低域の量感が少し増したのも良かったです。
正直、もう元には戻れない感じで、「上流が大事だというのは本当だなあ」と思いました。これまでプレーヤーを軽視しがちだったのですが、反省です。
一体型SACDプレーヤー徹底比較試聴会 [SACD/CDプレーヤー]
連投ですが、ついでに。
2009.5.3(日)に行われた一体型SACDプレーヤー徹底比較試聴会の感想です。
当時の簡単なメモから振り返っていますが、メモが簡単すぎていまいちレビューになっていません。すみません・・。
◇試聴機材
プリアンプ:Soulution 720
パワーアンプ:Soulution 700
スピーカー:MOSQUITO NEO
◇試聴曲
1)TUTTI! An Orchestral Sampler "The Absolute Sound Super Disc List"
No.1:Rimsky-Korsakov:Dance of the Tumblers
2)DIANA KRALL「LOVE SCENES」
No.11:My Love Is
■Playback Designs「MPS-5」(税別¥2,500,000)
音が分厚い感じ。高域のキツさはない。ただ、抜けが悪い印象が残る。
元気がある音だが、音がはじけると少し破綻する。どこか完成されていない感がある。
(最後まで違和感が残りました。最近の高評価を考えると、完成品ではなかったのかもしれません)
■dCS「Puccini」(税別¥2,500,000)
MPS-5よりも音がゆったり聴こえ、全体的にテンポが遅くなったよう。余韻が長くなり、空間が広くなったように感じる。ベルの音が前に出て、木管楽器は滑らか。全体としても滑らかな音。
低域の解像度は少し低くなったように感じるが、タイトで力強く、ベースの質感も良く出ている。
■MARK LEVINSON「No.512」(税別¥2,100,000)
dCSの後に聴くとおとなしい感じ。小さくまとまった感がある。音のバランスはニュートラル。
冒頭の指を鳴らす音は細く、余韻も短め。反面、ベースやボーカルは力強い。
■ESOTERIC「X-01D2」(税別¥1,400,000)
低域の解像度はこれまでのものより高い。少し生真面目な音。もう少し艶があってもいい気がする。
バイオリンの線が細い。キツい音はしない。全体の見通しはいい。
指を鳴らす音、ベースともソリッドでタイトで、質感がよく出ている。また、ボーカルの存在感もある。"My Love Is"は、ESOTERICの良さが出そうな曲。正確な再生という印象。
■LINDEMANN「820S」(税別¥1,980,000)
ゆったりめの音。すっきりめで丸い。なんてことない感じだが、どこか心地いい。
指を鳴らす音がきれいでなんとも魅力がある。低域は少し甘めだが、それもなんだかよく聴こえる。
ボーカルも甘い雰囲気。理屈ではない良さを感じる。
■Vitus Audio「SCD-010」(税別¥2,180,000)
厚みがありキレがいい。木管楽器等は丸みがあって良いが、金管楽器は少しキツい。バイオリンの高音は線が細い感じ。
ベースはすっきり気味。ボーカルの存在感はある。全体の余韻で聴かせるタイプのように感じた。
■Wadia「581se」(税別¥1,680,000)
雄大な音。ピチカートや木管楽器に艶があり気持ちいい。ただ、音数が増えると、若干音が混じり気味になる。
ベースは押し出しが強く、骨太なイメージ。
この中では、dCS、ESOTERIC、LINDEMANNが好印象でした。ESOTERIC「X-01D2」のコストパフォーマンスの高さが光りますが、ちょっと音が硬すぎる感じもします。dCSの音は魅力的でしたが、正直高すぎると思います。
この試聴会は、ESOTERICのSACDメカ「VRDS」と「VOSP」の比較的要素も盛り込まれていました。「MPS-5」「Puccini」「No.512」がVOSP搭載、「X-01D2」がVRDS搭載です。
この後、dCSのセパレートモデル「Paganiniシリーズ(VOSP搭載)」と「Scarlattiシリーズ(VRDS搭載)」の比較試聴もできましたので、メカの違いがよくわかりました。「VRDS」の方が明らかに滲みが少なく、特に低域の解像度に大きな違いがありました。私の好みは「VRDS」の方ですが、「VOSP」の方が良いと思う人も居ると思います。
これまでの試聴で、候補になりそうなのは、dCS、ESOTERIC、LINDEMANNあたりかなと思っています。価格を考えると、やはりESOTERICが有力候補です。CDプレーヤーくらい国産にしようかという思いもありますし・・。あとは、どのくらい投資するかが悩みどころです。
2009.5.3(日)に行われた一体型SACDプレーヤー徹底比較試聴会の感想です。
当時の簡単なメモから振り返っていますが、メモが簡単すぎていまいちレビューになっていません。すみません・・。
◇試聴機材
プリアンプ:Soulution 720
パワーアンプ:Soulution 700
スピーカー:MOSQUITO NEO
◇試聴曲
1)TUTTI! An Orchestral Sampler "The Absolute Sound Super Disc List"
No.1:Rimsky-Korsakov:Dance of the Tumblers
2)DIANA KRALL「LOVE SCENES」
No.11:My Love Is
■Playback Designs「MPS-5」(税別¥2,500,000)
音が分厚い感じ。高域のキツさはない。ただ、抜けが悪い印象が残る。
元気がある音だが、音がはじけると少し破綻する。どこか完成されていない感がある。
(最後まで違和感が残りました。最近の高評価を考えると、完成品ではなかったのかもしれません)
■dCS「Puccini」(税別¥2,500,000)
MPS-5よりも音がゆったり聴こえ、全体的にテンポが遅くなったよう。余韻が長くなり、空間が広くなったように感じる。ベルの音が前に出て、木管楽器は滑らか。全体としても滑らかな音。
低域の解像度は少し低くなったように感じるが、タイトで力強く、ベースの質感も良く出ている。
■MARK LEVINSON「No.512」(税別¥2,100,000)
dCSの後に聴くとおとなしい感じ。小さくまとまった感がある。音のバランスはニュートラル。
冒頭の指を鳴らす音は細く、余韻も短め。反面、ベースやボーカルは力強い。
■ESOTERIC「X-01D2」(税別¥1,400,000)
低域の解像度はこれまでのものより高い。少し生真面目な音。もう少し艶があってもいい気がする。
バイオリンの線が細い。キツい音はしない。全体の見通しはいい。
指を鳴らす音、ベースともソリッドでタイトで、質感がよく出ている。また、ボーカルの存在感もある。"My Love Is"は、ESOTERICの良さが出そうな曲。正確な再生という印象。
■LINDEMANN「820S」(税別¥1,980,000)
ゆったりめの音。すっきりめで丸い。なんてことない感じだが、どこか心地いい。
指を鳴らす音がきれいでなんとも魅力がある。低域は少し甘めだが、それもなんだかよく聴こえる。
ボーカルも甘い雰囲気。理屈ではない良さを感じる。
■Vitus Audio「SCD-010」(税別¥2,180,000)
厚みがありキレがいい。木管楽器等は丸みがあって良いが、金管楽器は少しキツい。バイオリンの高音は線が細い感じ。
ベースはすっきり気味。ボーカルの存在感はある。全体の余韻で聴かせるタイプのように感じた。
■Wadia「581se」(税別¥1,680,000)
雄大な音。ピチカートや木管楽器に艶があり気持ちいい。ただ、音数が増えると、若干音が混じり気味になる。
ベースは押し出しが強く、骨太なイメージ。
この中では、dCS、ESOTERIC、LINDEMANNが好印象でした。ESOTERIC「X-01D2」のコストパフォーマンスの高さが光りますが、ちょっと音が硬すぎる感じもします。dCSの音は魅力的でしたが、正直高すぎると思います。
この試聴会は、ESOTERICのSACDメカ「VRDS」と「VOSP」の比較的要素も盛り込まれていました。「MPS-5」「Puccini」「No.512」がVOSP搭載、「X-01D2」がVRDS搭載です。
この後、dCSのセパレートモデル「Paganiniシリーズ(VOSP搭載)」と「Scarlattiシリーズ(VRDS搭載)」の比較試聴もできましたので、メカの違いがよくわかりました。「VRDS」の方が明らかに滲みが少なく、特に低域の解像度に大きな違いがありました。私の好みは「VRDS」の方ですが、「VOSP」の方が良いと思う人も居ると思います。
これまでの試聴で、候補になりそうなのは、dCS、ESOTERIC、LINDEMANNあたりかなと思っています。価格を考えると、やはりESOTERICが有力候補です。CDプレーヤーくらい国産にしようかという思いもありますし・・。あとは、どのくらい投資するかが悩みどころです。
LUXMAN「D-08」、SONY「SCD-DR1」、Marantz「SA-7S1」、ESOTERIC「X-01 D2」、LINDEMANN「822」店頭試聴 [SACD/CDプレーヤー]
もう師走だというのに書いていない試聴記がいくつかありますので、慌ててまとめておきます。
2009.4.5(日)に行った試聴です。当時のメモをもとに振り返ってみます。
◇試聴機材
プリアンプ:GOLDMUND MIMESIS 27.3 ME
パワーアンプ:GOLDMUND TELOS 200A
スピーカー:B&W 802D
■LUXMAN「D-08」
最初に聴いた影響があると思うが、空間の広がりも一般的で、音的にも特にピンと来るものがなかった。音の厚みもあるが、何か感動するところがない。ちょっと期待外れ。
(トップバッターであった影響が大きかった気がします。今思うとちょっとかわいそうかも)
■SONY「SCD-DR1」
D-08と比べると音がクリアになり、アタックも強めで好ましい。全体としてはニュートラルで誇張のない音。まとまりが良いが、特に惹き付けられることもない。
■Marantz「SA-7S1」
前の2機種と比べると音が前に出てくる。低域もしっかり出て押し出しが強い。音に艶があり、良い意味での色づけを感じる。奥行感も十分ありコストパフォーマンスは高いと思う。
■ESOTERIC「X-01 D2」
鳴り始めた瞬間に、これまでの機種とはかなり違う解像感と空間の広さを感じる。高さ方向に大きく広がるところが前の3機種とは対照的。左右のセパレーションも良い。
低域はタイトであるため、マランツよりは薄く感じる。反面、高域はどこまでも澄んでいて伸びる感じ。これまでの機種よりも1段上の印象。(価格も1段上ですが・・)
■LINDEMANN「822」
不思議な音である。どこがいいとは言えないのに魅力的な音で、鳥肌が立ちそうになる。
空間が音で満たされている感じで、音にもこれ見よがしではないが艶がある。MarantzとESOTERICの中間くらいのイメージ。
ESOTERICのように高さはないが空間表現も十分な感じで、幾分奥めに展開される。
透明感があるのに、ESOTERICの透明感とは質が違う印象。ESOTERICの音を透明な空気に例えるなら、透明な水のような感じ。空間が満たされているところが違う。
X-01 D2とどちらがいいかは判断が分かれるところだが、どちらも魅力的である。
この試聴ではESOTERICとLINDEMANNが好印象でした。特にLINDEMANNの良さは上手く説明ができません。ある意味とても地味な音なのですが、なんとも心地よい不思議な音です。
2009.4.5(日)に行った試聴です。当時のメモをもとに振り返ってみます。
◇試聴機材
プリアンプ:GOLDMUND MIMESIS 27.3 ME
パワーアンプ:GOLDMUND TELOS 200A
スピーカー:B&W 802D
■LUXMAN「D-08」
最初に聴いた影響があると思うが、空間の広がりも一般的で、音的にも特にピンと来るものがなかった。音の厚みもあるが、何か感動するところがない。ちょっと期待外れ。
(トップバッターであった影響が大きかった気がします。今思うとちょっとかわいそうかも)
■SONY「SCD-DR1」
D-08と比べると音がクリアになり、アタックも強めで好ましい。全体としてはニュートラルで誇張のない音。まとまりが良いが、特に惹き付けられることもない。
■Marantz「SA-7S1」
前の2機種と比べると音が前に出てくる。低域もしっかり出て押し出しが強い。音に艶があり、良い意味での色づけを感じる。奥行感も十分ありコストパフォーマンスは高いと思う。
■ESOTERIC「X-01 D2」
鳴り始めた瞬間に、これまでの機種とはかなり違う解像感と空間の広さを感じる。高さ方向に大きく広がるところが前の3機種とは対照的。左右のセパレーションも良い。
低域はタイトであるため、マランツよりは薄く感じる。反面、高域はどこまでも澄んでいて伸びる感じ。これまでの機種よりも1段上の印象。(価格も1段上ですが・・)
■LINDEMANN「822」
不思議な音である。どこがいいとは言えないのに魅力的な音で、鳥肌が立ちそうになる。
空間が音で満たされている感じで、音にもこれ見よがしではないが艶がある。MarantzとESOTERICの中間くらいのイメージ。
ESOTERICのように高さはないが空間表現も十分な感じで、幾分奥めに展開される。
透明感があるのに、ESOTERICの透明感とは質が違う印象。ESOTERICの音を透明な空気に例えるなら、透明な水のような感じ。空間が満たされているところが違う。
X-01 D2とどちらがいいかは判断が分かれるところだが、どちらも魅力的である。
この試聴ではESOTERICとLINDEMANNが好印象でした。特にLINDEMANNの良さは上手く説明ができません。ある意味とても地味な音なのですが、なんとも心地よい不思議な音です。
ESOTERIC「SA50」「X-05」「X-01 D2」、DENON「DCD-SX」店頭試聴 [SACD/CDプレーヤー]
半年程度前の4月に行った試聴ですが、簡単にまとめておきたいと思います。
試聴環境は以下の通りです。
プリアンプ:McIntosh「C45」
パワーアンプ:McIntosh「MC252」
スピーカー:B&W「802D」
■ ESOTERIC「SA50」(税込409,500円)
透明感がある抜けの良い音で好ましい。低域の量感もけっこうある。
反面、おとなしめの音でもあり、好みが分かれるところかもしれません。
■ ESOTERIC「X-05」(税込504,000円)
SA50と比較して、芯があり押し出しが強い。
力強さがあるため、ジャズ等はこちらの方が良さそう。
サウンドステージの高さも1段上の方まで広がる。
価格分の優位性はあるように思いました。
■ ESOTERIC「X-01 D2」(税込1,470,000円)
上記2機種と比べ空間表現のレベルがまるで違う。
天井まで音が広がり、空間が満たされる。
音の余韻が長く、リバーブをかけたようにも聞こえる。
ただし、ここで何かがおかしい事に気がつきました。
妙にサックスが奥に引っ込み、ピアノは前に出てくる。
まるでDSPをかけているような感じで明らかに不自然。
設定が何かおかしくなっていたのかもしれません。
というわけで、この試聴結果はあてにならないことに・・。
■ DENON「DCD-SX」(税込840,000円)
音が、がぜん柔らかくなる。
落ち着いた音で聴きやすいが、ESOTERICと比べると解像度が低く、抜けが悪くなったように感じる。
柔らかめの音が好きな方は好ましいと感じるかもしれませんが、
個人的な趣味としてはSA50やX-05の方が好ましいと思いました。
もっとも、私は基本的にDENONの音づくりが苦手なので、このコメントは差し引いて見てください。
結果として、やはりDENONの音はあまり好きではなく、ESOTERICの方が好みだということのようです。
試聴環境は以下の通りです。
プリアンプ:McIntosh「C45」
パワーアンプ:McIntosh「MC252」
スピーカー:B&W「802D」
■ ESOTERIC「SA50」(税込409,500円)
透明感がある抜けの良い音で好ましい。低域の量感もけっこうある。
反面、おとなしめの音でもあり、好みが分かれるところかもしれません。
■ ESOTERIC「X-05」(税込504,000円)
SA50と比較して、芯があり押し出しが強い。
力強さがあるため、ジャズ等はこちらの方が良さそう。
サウンドステージの高さも1段上の方まで広がる。
価格分の優位性はあるように思いました。
■ ESOTERIC「X-01 D2」(税込1,470,000円)
上記2機種と比べ空間表現のレベルがまるで違う。
天井まで音が広がり、空間が満たされる。
音の余韻が長く、リバーブをかけたようにも聞こえる。
ただし、ここで何かがおかしい事に気がつきました。
妙にサックスが奥に引っ込み、ピアノは前に出てくる。
まるでDSPをかけているような感じで明らかに不自然。
設定が何かおかしくなっていたのかもしれません。
というわけで、この試聴結果はあてにならないことに・・。
■ DENON「DCD-SX」(税込840,000円)
音が、がぜん柔らかくなる。
落ち着いた音で聴きやすいが、ESOTERICと比べると解像度が低く、抜けが悪くなったように感じる。
柔らかめの音が好きな方は好ましいと感じるかもしれませんが、
個人的な趣味としてはSA50やX-05の方が好ましいと思いました。
もっとも、私は基本的にDENONの音づくりが苦手なので、このコメントは差し引いて見てください。
結果として、やはりDENONの音はあまり好きではなく、ESOTERICの方が好みだということのようです。
Accuphase「DP-700」 vs 「DP-600」、Luxman「D-08」 vs 「D-06」 [SACD/CDプレーヤー]
4月から5月にかけて、SACD/CDプレーヤーの試聴をいくつかしていたのですが、全然書く暇がなく貯め込んでいました。当時のメモを見ながら、まとめておきたいと思います。
ちなみに、AccuphaseとLuxmanを直接比較できたわけではありません。同じメーカー内の兄弟機種の違いを知るための試聴です。全然別の日に別環境で行った試聴ですので、AccuphaseとLuxmanのどちらが良かったかは正直わかりません。あまりにもスピーカーが違いすぎて・・・。
■Accuphase「DP-700」 vs 「DP-600」
Accuphaseの2機種の試聴環境は以下のとおり。
プリアンプ:Accuphase C2810
パワーアンプ:Accuphase M6000
スピーカー:WilsonAudio System8
ケーブルまで全く同じものを揃えて頂き、同じ曲を2機種交互にかけていくという、比較には理想的な状況でした。
●Accuphase「DP-700」 (税込1,155,000円)
聴き始めてすぐ、特に不満がないことに気が付きました。何の違和感もない音。十分にフラットな音域、空間にも奥行きがあり、高域にキツさを感じる事もなく、解像度も自然な高さ。
もっともAccuphaseのフラッグシップ機でSystem8を鳴らしているんですから、変な音が出るはずもないのですが(笑)
嫌な感じを出さないところがさずが高級機という感じです。強いて欠点を上げれば、よく出来過ぎていてツマラナイというところでしょうか。
●Accuphase「DP-600」 (税込840,000円)
DP-700と比べると明らかに元気で明るめの音。アタックが強めでノリのいい音です。
反面、奥行きはあまり感じなくなり、平面的に聴こえます。
高域も幾分キツさが増して、滑らかさが劣る感じです。また、低域の解像度が低くなったことがわかりました。
こう書くと、「DP-600」の方がかなり劣っているように思われるかもしれませんが、音の傾向がハッキリ違うと言えます。これはメーカーも意識的にチューニングを変えている気がします。誤解を恐れずに言うと、「DP-700」はクラシック向き、「DP-600」はジャズ向きという感じです。ですので、「DP-600」の方が気に入る方もいらっしゃると思いました。
これらの2機種の価格差は約30万円ですが、「DP-600」でも840,000円なので、ここまで出すなら個人的には頑張ってあと30万円出した方が幸せになれるような気がしました。
■Luxman「D-08」 vs 「D-06」
Luxmanの2機種の試聴環境は以下のとおり。
プリアンプ:Luxman C-800f
パワーアンプ:Luxman M-800A
スピーカー:TANNOY Yorkminster/SE
●Luxman「D-08」 (税込997,500円)
Yorkminster/SEの音が支配的であったため、絶対的な「D-08」の音というのは良くわかりませんでした。
ただ、多くの高級プレーヤーがそうであるように、音のキツさを感じることはありませんでしたし、空間表現も秀逸でした。
●Luxman「D-06」 (税込525,000円)
Accuphaseの時と同様、明るめでハッキリとした傾向の音になりました。
「D-08」と比較して、やや平面的な印象になるのも同様です。同じ曲を演奏しても、高域がキツいと感じる時が出てきます。低域の解像度が落ちるのも同じ傾向でした。
Accuphaseと同様の傾向の違いでしたが、ただLuxmanの2機種の方が同じ路線に乗っているように感じました。また、こちらの2機種は価格差が約47万円もあります。比率的にも「D-06」は「D-08」の約半額です。ここまで違うと「D-06」でもいいかという気がしてしまいます。
Luxmanの営業の方のお話でも、音さえ気に入れば「D-06」はバーゲン価格だそうです。
両メーカーとも価格違いで似た傾向が出てきますね。特にLuxmanはDAC部分は同じものだということですので、本体やメカの剛性、アナログ回路の違いが音の違いに出ているようです。結局、そういうところがコストがかかるんでしょうね。あとは、どこで納得するかだと思いますけど、悩みますね・・・。
ちなみに、AccuphaseとLuxmanを直接比較できたわけではありません。同じメーカー内の兄弟機種の違いを知るための試聴です。全然別の日に別環境で行った試聴ですので、AccuphaseとLuxmanのどちらが良かったかは正直わかりません。あまりにもスピーカーが違いすぎて・・・。
■Accuphase「DP-700」 vs 「DP-600」
Accuphaseの2機種の試聴環境は以下のとおり。
プリアンプ:Accuphase C2810
パワーアンプ:Accuphase M6000
スピーカー:WilsonAudio System8
ケーブルまで全く同じものを揃えて頂き、同じ曲を2機種交互にかけていくという、比較には理想的な状況でした。
●Accuphase「DP-700」 (税込1,155,000円)
聴き始めてすぐ、特に不満がないことに気が付きました。何の違和感もない音。十分にフラットな音域、空間にも奥行きがあり、高域にキツさを感じる事もなく、解像度も自然な高さ。
もっともAccuphaseのフラッグシップ機でSystem8を鳴らしているんですから、変な音が出るはずもないのですが(笑)
嫌な感じを出さないところがさずが高級機という感じです。強いて欠点を上げれば、よく出来過ぎていてツマラナイというところでしょうか。
●Accuphase「DP-600」 (税込840,000円)
DP-700と比べると明らかに元気で明るめの音。アタックが強めでノリのいい音です。
反面、奥行きはあまり感じなくなり、平面的に聴こえます。
高域も幾分キツさが増して、滑らかさが劣る感じです。また、低域の解像度が低くなったことがわかりました。
こう書くと、「DP-600」の方がかなり劣っているように思われるかもしれませんが、音の傾向がハッキリ違うと言えます。これはメーカーも意識的にチューニングを変えている気がします。誤解を恐れずに言うと、「DP-700」はクラシック向き、「DP-600」はジャズ向きという感じです。ですので、「DP-600」の方が気に入る方もいらっしゃると思いました。
これらの2機種の価格差は約30万円ですが、「DP-600」でも840,000円なので、ここまで出すなら個人的には頑張ってあと30万円出した方が幸せになれるような気がしました。
■Luxman「D-08」 vs 「D-06」
Luxmanの2機種の試聴環境は以下のとおり。
プリアンプ:Luxman C-800f
パワーアンプ:Luxman M-800A
スピーカー:TANNOY Yorkminster/SE
●Luxman「D-08」 (税込997,500円)
Yorkminster/SEの音が支配的であったため、絶対的な「D-08」の音というのは良くわかりませんでした。
ただ、多くの高級プレーヤーがそうであるように、音のキツさを感じることはありませんでしたし、空間表現も秀逸でした。
●Luxman「D-06」 (税込525,000円)
Accuphaseの時と同様、明るめでハッキリとした傾向の音になりました。
「D-08」と比較して、やや平面的な印象になるのも同様です。同じ曲を演奏しても、高域がキツいと感じる時が出てきます。低域の解像度が落ちるのも同じ傾向でした。
Accuphaseと同様の傾向の違いでしたが、ただLuxmanの2機種の方が同じ路線に乗っているように感じました。また、こちらの2機種は価格差が約47万円もあります。比率的にも「D-06」は「D-08」の約半額です。ここまで違うと「D-06」でもいいかという気がしてしまいます。
Luxmanの営業の方のお話でも、音さえ気に入れば「D-06」はバーゲン価格だそうです。
両メーカーとも価格違いで似た傾向が出てきますね。特にLuxmanはDAC部分は同じものだということですので、本体やメカの剛性、アナログ回路の違いが音の違いに出ているようです。結局、そういうところがコストがかかるんでしょうね。あとは、どこで納得するかだと思いますけど、悩みますね・・・。
CDプレーヤー導入に関する考察(2) [SACD/CDプレーヤー]
なんとも忙しく、ネタはあるのに更新がままなりません。音楽が聴けるのも週に2~3時間程度と、何のために大枚をはたいているのか?と疑問すら沸いてきていますが、負けずに妄想だけは膨らませたいと思います(笑)
前回の考察で、
・バランス出力のあるプレーヤーにしたい
・SACDが聴けるようにしたい
・デジタル入力は欲しい
という条件をクリアする最適の方法は、
1)「デジタル入力付きのSACD/CDプレーヤー」を導入する
という結論に至ったのですが、いざ調べてみるとそう簡単ではないことがわかりました。
というのも、「デジタル入力付きのSACD/CDプレーヤー」って意外と少ないんですね。
国内メーカーで代表的なものだと、
ESOTERIC 「SA-50」
LUXMAN 「D-08」「D-06」
Accuphase 「DP-700」「DP-600」「DP-78」
DENON 「DCD-SX」「DCD-SA1」
ってところでしょうか? ちょっと選択肢が少ない気が・・・。
完全に勘違いだったのは、ESOTERICの上位機種はみんなデジタル入力が付いているのだと思っていました。クロック入力でした、付いていたのは(汗)
海外メーカーも含めると、もう数機種あると思いますが、価格が現実的ではなくなりますし、CDプレーヤーくらいは国内メーカーにしておきたいという気持ちもあります。メカはどうせ日本製がほとんどですし。
となると他の選択肢は、
2)「SACD/CDトランスポート」+「DAコンバーター」
3)「SACD/CDプレーヤー」+「DAコンバーター」
という2台体制になってしまいます。
2)は、組み合わせが実質同じメーカーに限られてしまいますし、価格が跳ね上がってしまいます。また、DAコンバーター側は技術革新が速く、いずれ買い換えることになると思いますが、その際にSACDの音も一緒に変わってしまうのが面倒ですね。(SACD/CDとも音が良くなるという可能性もありますが・・・)
となると、3)にするしかないのかなあ? まあ、これだと自由度は高いですね。DAコンバーターは、PCオーディオの為だけに選定することも可能です。
ともあれ、「最終的には音が好みかどうかだし」と思い、少しずつ試聴を始めました。しかし、予算を決めないで試聴するのって難しいですね。あらゆる価格帯の製品をまんべんなく置いてあるショップなんてありませんので、特に価格差のある機種を同じ環境で聴くことは困難です。「価格帯が近い機種でどれが好みかを決める」「試聴会等で同じメーカーの上下の機種がどのくらい違うかを確かめる」の両面で攻めながら、ピンとくる機種を探すしかなさそうです。
忙しいのは、まだ当分続きそうですが、明日は気晴らしに試聴会に出かけてみようと思っています。
前回の考察で、
・バランス出力のあるプレーヤーにしたい
・SACDが聴けるようにしたい
・デジタル入力は欲しい
という条件をクリアする最適の方法は、
1)「デジタル入力付きのSACD/CDプレーヤー」を導入する
という結論に至ったのですが、いざ調べてみるとそう簡単ではないことがわかりました。
というのも、「デジタル入力付きのSACD/CDプレーヤー」って意外と少ないんですね。
国内メーカーで代表的なものだと、
ESOTERIC 「SA-50」
LUXMAN 「D-08」「D-06」
Accuphase 「DP-700」「DP-600」「DP-78」
DENON 「DCD-SX」「DCD-SA1」
ってところでしょうか? ちょっと選択肢が少ない気が・・・。
完全に勘違いだったのは、ESOTERICの上位機種はみんなデジタル入力が付いているのだと思っていました。クロック入力でした、付いていたのは(汗)
海外メーカーも含めると、もう数機種あると思いますが、価格が現実的ではなくなりますし、CDプレーヤーくらいは国内メーカーにしておきたいという気持ちもあります。メカはどうせ日本製がほとんどですし。
となると他の選択肢は、
2)「SACD/CDトランスポート」+「DAコンバーター」
3)「SACD/CDプレーヤー」+「DAコンバーター」
という2台体制になってしまいます。
2)は、組み合わせが実質同じメーカーに限られてしまいますし、価格が跳ね上がってしまいます。また、DAコンバーター側は技術革新が速く、いずれ買い換えることになると思いますが、その際にSACDの音も一緒に変わってしまうのが面倒ですね。(SACD/CDとも音が良くなるという可能性もありますが・・・)
となると、3)にするしかないのかなあ? まあ、これだと自由度は高いですね。DAコンバーターは、PCオーディオの為だけに選定することも可能です。
ともあれ、「最終的には音が好みかどうかだし」と思い、少しずつ試聴を始めました。しかし、予算を決めないで試聴するのって難しいですね。あらゆる価格帯の製品をまんべんなく置いてあるショップなんてありませんので、特に価格差のある機種を同じ環境で聴くことは困難です。「価格帯が近い機種でどれが好みかを決める」「試聴会等で同じメーカーの上下の機種がどのくらい違うかを確かめる」の両面で攻めながら、ピンとくる機種を探すしかなさそうです。
忙しいのは、まだ当分続きそうですが、明日は気晴らしに試聴会に出かけてみようと思っています。
CDプレーヤー導入に関する考察(1) [SACD/CDプレーヤー]
実は現在使っているCDプレーヤーは、ONKYOの「C-1VL」である。スピーカーがルーメンホワイトなのにどうしてプレーヤーが「C-1VL」なのか・・と思われるのも当然だとは思いますが、一応ONKYOのフラッグシップ機です!!
ただ実際のところ、現在の使用機器の定価ベースの価格比率は、CDプレーヤー:プリアンプ:パワーアンプ:スピーカー=1:4:30:43といった感じで、上流に行くほど価格が急激に下がるという、なんともバランスが悪い状態になっています。
とはいえ、これまで積極的にCDプレーヤーを換えたいという気がなかったのも事実です。世の中的に今後PCオーディオに向かって行くのは止めようがない気もしますし、次世代フォーマットのSACDも今後どうなるかわかならいような状況の中で、正直プレーヤーに投資するのはどうなんだろう?と思っていました。
ただ、そろそろしっかりしたプレーヤーが欲しい気がしますし、一番楽しそうなプリアンプ選びよりも前に上流を固めておきたいと思い、今年中の購入は無理な気がしますが、そろそろ準備はしておこうかと思い始めました。
いろいろ考えた結果、最低クリアしておきたい条件は以下のような点です。
1)バランス出力のあるプレーヤーにしたい
将来的には、全経路をフルバランスにしたいと思っていますので、プレーヤーもフルバランス
回路のものにしておきたいです。また、同じ部屋にサブシステムもあるのですが、
現在それぞれ別のCDプレーヤーを接続しており、これがなんとも不便なので出力が
2系統欲しいと思っています。出力端子がXLR+RCAになれば、それも解決です。
2)SACDが聴けるようにしたい
SACDはそれほど持っているわけではないのですが、最近SACDを見直し始めていることもあり、
積極的に聴ける状態にしておきたいと思っています。現在のSACDプレーヤーはSONYの
廉価版プレーヤーの「SCD-XB9」で、それもサブシステムにつなげているため、
メインシステムではSACDは聴けないという間抜けな状況です(笑)
ここをなんとかしたいと思っています。
3)デジタル入力は欲しい
PCオーディオの方も徐々に始めたいので、デジタル入力は是非とも欲しい機能です。
欲を言えばUSB等のPCインタフェースも有った方がいいですが、
これはMUSTではないと思います。
という条件を考慮し、スペースファクターも考えると「デジタル入力付きのSACD/CDプレーヤー」を導入するのが一番良さそうですが、そう簡単な話ではないことがわかってきました。
そのあたりは、また次回に。
ただ実際のところ、現在の使用機器の定価ベースの価格比率は、CDプレーヤー:プリアンプ:パワーアンプ:スピーカー=1:4:30:43といった感じで、上流に行くほど価格が急激に下がるという、なんともバランスが悪い状態になっています。
とはいえ、これまで積極的にCDプレーヤーを換えたいという気がなかったのも事実です。世の中的に今後PCオーディオに向かって行くのは止めようがない気もしますし、次世代フォーマットのSACDも今後どうなるかわかならいような状況の中で、正直プレーヤーに投資するのはどうなんだろう?と思っていました。
ただ、そろそろしっかりしたプレーヤーが欲しい気がしますし、一番楽しそうなプリアンプ選びよりも前に上流を固めておきたいと思い、今年中の購入は無理な気がしますが、そろそろ準備はしておこうかと思い始めました。
いろいろ考えた結果、最低クリアしておきたい条件は以下のような点です。
1)バランス出力のあるプレーヤーにしたい
将来的には、全経路をフルバランスにしたいと思っていますので、プレーヤーもフルバランス
回路のものにしておきたいです。また、同じ部屋にサブシステムもあるのですが、
現在それぞれ別のCDプレーヤーを接続しており、これがなんとも不便なので出力が
2系統欲しいと思っています。出力端子がXLR+RCAになれば、それも解決です。
2)SACDが聴けるようにしたい
SACDはそれほど持っているわけではないのですが、最近SACDを見直し始めていることもあり、
積極的に聴ける状態にしておきたいと思っています。現在のSACDプレーヤーはSONYの
廉価版プレーヤーの「SCD-XB9」で、それもサブシステムにつなげているため、
メインシステムではSACDは聴けないという間抜けな状況です(笑)
ここをなんとかしたいと思っています。
3)デジタル入力は欲しい
PCオーディオの方も徐々に始めたいので、デジタル入力は是非とも欲しい機能です。
欲を言えばUSB等のPCインタフェースも有った方がいいですが、
これはMUSTではないと思います。
という条件を考慮し、スペースファクターも考えると「デジタル入力付きのSACD/CDプレーヤー」を導入するのが一番良さそうですが、そう簡単な話ではないことがわかってきました。
そのあたりは、また次回に。