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B&Wは、なめれない [スピーカー]

ルーメンホワイトのネタばかり書いていると、すぐネタ切れしそうなので、40機種程度のスピーカーの試聴をしてきて感じたことを書いておこうと思います。

もっとも印象に残ったのは、「B&Wは、なめれない」ということ。
私は、B&Wのカサ〜とした乾いた音があまり好きではないので、候補から外していました。有名過ぎますし・・・。しかし、試聴を続けるにつれ、B&Wのバランスとコストパフォーマンスの良さを思い知ることになりました。解像度、音場感等、何かが特別突出しているわけではないのですが、破綻の少ない良くできたスピーカーだと思います。おまけに安いし。売れるはずだと思いました。自分ではたぶん買いませんが、友人には勧めると思います。

試聴したのは、805S、804S、803S、803D、802D。この中で個人的なおすすめは、805Sと802Dです。低域の量感とスケールの大きさを求めなければ、805Sで十分な気がします。トールボーイを考えるなら、中古でいいので802Dにした方が幸せになれる気がします。
5機種の中で、803Dだけ全く違う音作りのように感じました。音がすごく膨らむのです。最初は部屋を疑ってお店の方に「この部屋ってライブですか?」と尋ねたのですが「いえ、むしろデッドです」との答えでした。直後に、802Dを全く同じ部屋と機材で聴いたので、その違いは明確でした。狙って803Dだけ別の音作りにしているんでしょうか?そのあたりは不明なのですが、私的には、B&Wらしくないなあと思いました。

ちなみに、801Dと800Dは試聴していません。部屋に入れるには、あまりに大きすぎるのではないかと思ったからです。ただ最近、801Dは気になっています。大口径ウーファー1発っていうのが、いいですね。
それから、オリジナルノーチラスは、扱いが難しいのと、あり得ない価格になってしまったので、買うことはないでしょうが、あこがれです。個人的に一番買ってみたいのは、Signeture805ですかね。


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ルーメンホワイトは、鳴らしやすいか? [スピーカー]

結論から言うと、ルーメンホワイトは鳴らしやすいと思います。

silverflameの能率等の仕様は以下の通りです。
  ・能率:91.5dB
  ・インピーダンス:5Ω
  ・推奨アンプパワー:20-300W
最近、低能率なスピーカーが多い中、91.5dBは、わりと能率が高いと思います。おそらく、ネットワークがシンプルだから高くできるのでしょうね。

試聴時にお店の方に「このスピーカーはアンプを選びますか?」と尋ねてみました。「いや、これは鳴らしやすい方だと思います。そのため、アンプを選ぶ際に音色等で選ぶことができるので、選択の幅は拡がると思います」という答えでした。これは、silverflameを購入する大きな動機になりました。
以前使っていたDYNAUDIOは、アンプを選ぶスピーカーブランドとして有名です。そうではないモデルもたくさんあるみたいですが、実際に私は低域が上手く鳴らず苦労しました。ですので、鳴らしやすいスピーカーは、自分の中ではポイントが高かったのです。

ただ、アンプを選ばないかというと、そうでもないとは思います。StereoSound誌にも、アンプ選びは重要だと書いてあった気がしますし、うちのアンプはそれほど強力ではないので、試聴時の時のようにキレの良い音にはまだ達していません。(部屋の違いも大きいとは思いますが)
もっとも、このクラスのスピーカーだと、いいアンプを奢ればその分良くなるのかもしれません。
ちなみに私が聴いた中で一番良かったと思ったアンプは、GOLDMUNDのMIMESIS 30 ME+TELOS 400 です。
昨年のIASでの、FMアコースティックとの組み合わせが良かったという方が多いようですが、私は聴いたことがありません。機会があったら聴いてみたいです。もっとも、どちらも買えませんが・・・。


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アニバーサリーモデル比較 [スピーカー]

インターナショナルオーディオショーで、2つのアニバーサリーモデルのスピーカーを試聴しました。B&W 40周年記念の「Signature Diamond」と、DYNAUDIO 30周年記念の「Sapphire」です。

DYNAUDIOの「Sapphire」は、実はかなり期待していました。lumenwhiteの前はDYNAUDIOを使っていましたので、音がすごく気に入れば頑張って買おうかとまで考えていました。実際のところ「Sapphire」の価格を意識していたので、近い価格ならと思い lumenwhiteを買ったわけで、「Sapphire」が発表されていなければ、lumenwhiteも買ってないかもしれません。

で、「Sapphire」を聴いた印象ですが、正直なところがっかりしました。まあ、ショーの会場なのでじっくり聴けたわけでもありませんし、届いてから2日しか経っていなかったようなので、明らかにエージング不足というのはあったと思いますが、現行のDYNAUDIOの音の範疇を越えてはいなかったと思います。価格差を考えれば、私は迷わず「Confidence C1」を買うと思います。

一方、B&Wの「Signature Diamond」の方ですが、こちらの方が出来が良いように思いました。会場が混雑していて後ろの方で短い時間しか聴くことができませんでしたが、高域がふわっと柔らかい感じの音で、800シリーズとは違う音作りだなと思いました。良く聴くとやはりB&Wの音なんですが、スーっと拡がる感じで気持ちの良い音って感じでした。低域が全然出てなかったという否定的な意見もあるようですが、私は気になりませんでした。確かに低域出てる!という印象はなかったですね。もっと楽に聴くスピーカーなのでは、と思います。
デザインも写真を見たときには「何?この土管みたいなスピーカー?」と思ったんですが、実物は上手くまとまっていて、モダンインテリアの部屋に置けば、なかなかの佇まいになるのではないか思いました、特にホワイト。
一部では、「郵便ポスト」と呼ばれているようですが(笑)

というわけで、この2機種ならば「Signature Diamond」が買いだと思います。もっとも50万円くらい高いんですけどね。

※写真は、avcat様のオーディオショー写真レポートより転載させて頂きました。
http://www.avcat.jp/event/2007/IAS/index.html


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KRELL「Modulari DUO」 [スピーカー]

記事3件目にして、もう敗北宣言って感じですが、すげえいい音のスピーカーに出会ってしまいました。

それは、KRELLの「Modulari DUO」です。

昨日、インターナショナルオーディオショーに行ったのですが、AXISSのブースで鳴っていました。それもルーメンホワイトのコーナーの真後ろで。
すごくタイトでソリッドでダイナミックな音です。ライブハウスでそのまま演奏を聴いているみたいなリアルさでした。KRELLのスピーカーを聴くのは初めてだったのですが、評価されている理由がわかりました。

不幸にも、アンプ等の機材が違うとはいえ、まったく同じ部屋でルーメンホワイトと比較することになるとは。
正直、欲しいと思いましたね。まだ、ルーメンホワイトの代金を1円も払ってないのに。
ただ、ペアで610~620万円だそうです。おまけに限定生産らしい。
こうなると中古も出ないだろうから、絶対に買えません。かえってあきらめがついて良かったです。

ルーメンホワイトとは、全く違う方向の音だと思います。
ルーメンホワイトが、良く晴れた日の芝生の原っぱのような音だとすると、地下にあるライブハウスのエネルギッシュな雰囲気という感じです。
これは不幸中の幸いでした。同じ傾向の音で、さらに優れていると思うと、どうしても欲しくなっちゃいそうですからね。

※写真は、avcat様のオーディオショー写真レポートより転載させて頂きました。
http://www.avcat.jp/event/2007/IAS/index.html


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ルーメンホワイトの魅力 [スピーカー]

それまで全く候補に入っていなかったルーメンホワイトを買う羽目になってしまった、その魅力とは。

■空間感
多くのオーディオ評論家の方も同じように評価されていますが、広大な音場空間に音像がピタッと定位する感じが素晴らしく、これがルーメンホワイト最大の特徴かと思います。スピーカー消えまくりです。
どなたかが評されていたオープンエアーという言葉が、その雰囲気を良く捉えていると思います。
音場型スピーカーが好きな方は、一度試聴してみる価値はあると思います。

■ナチュラル?
ナチュラルという言葉が適切なのかわかりません。試聴の時に感じた気持ちをそのまま言葉にすると、「楽器そのままの音がする」です。多くのスピーカーは、そのメーカー特有の音がすると思います。例えばB&WのスピーカーはB&Wの音がすると私は思っています。ただ、ルーメンホワイトを聴いたとき、この楽器の元々の音はこうだったのではないかと思いました。色付けが何もないようだと・・・。
そのことを顕著に感じたのはピアノとドラムです。私は趣味でドラムを演奏するので、特にドラムは最も生音をちゃんと聴いたことがある楽器です。試聴では、ドラムの種類や叩き方の違いを、明確に感じとることができました。音場感の素晴らしさ以上に、楽器本来の音がす(たぶん)という点が購入の最大の動機となりました。
もっともルーメンホワイトはルーメンホワイトの音がすると思っている人もいるかもしれませんが・・・。

■低域の再現力
今回スピーカーの買い換えを考えた最大の理由は、低域の量感不足だったので、低域の量と質感は最重要課題でした。ルーメンホワイトは、同じテンポで繰り出されるタイトな低音(例えばバスドラ)と伸びやかな低音(例えばエレキベース)を見事に描き分けました。加えて小口径ウーファーのスピーカーにありがちなボフッという詰まった感じの低音にもなりません。
それから、低域が決して膨らみすぎないことが、このスピーカーの魅力だと思います。

■デザイン
私はスピーカーは家具だと思ってますので、デザインが悪いものは音が良くても部屋に置きたくないと思っています。鬼太郎のお父さんやチョンマゲは、ちょっと勘弁して欲しいのです(笑)
ルーメンホワイトの形に関しては賛否両論かと思いますが、私は気に入っています。
実際に部屋に置くと、正面から見たときの面積が少ないので、圧迫感があまりないのがいいです。(もっとも奥行きはすごくあるので、設置が大変なのですが)
それから、ソリッドカラーのペイントはちょっとどうだろうと思っていたのですが、部屋に入れてみると意外となじみました。表面のクリア層がピカピカで、周りのものを映し出すので、あまりペタッとした感じに見えないのが良いのだと思います。

以上4点が私が考えるルーメンホワイトの魅力なのですが、一言で言えば「伸びやかで気持ちよい美しい音」って感じかなあと思います。


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lumenwhite silverflame(ルーメンホワイト シルバーフレーム)がやってきた [スピーカー]

3週間くらい前に、我が家にlumenwhite(ルーメンホワイト)のsilverflame(シルバーフレーム)というスピーカーがやってきました。オーストリア製の、形状にかなり特徴のあるスピーカーです。40機種くらいを試聴した中で「これだ!」と思い、無理して購入したものです。「借金してまで買おうと思わせるスピーカーが有れば、それを購入しよう!」と思いながら探してきましたが、本当に借金して買う羽目になってしまいました。それも全額・・・。

いざ買おうと思ったときに、インターネットでルーメンホワイトに関する情報を探したのですが、意外と情報がありませんでした。所有されている方が3名程度見つかりましたが、ほとんどの方が上位機種のwhitelightのユーザーの方で、silverflameに関する記述は見つかりませんでした。また、2ちゃんねるのピュアオーディオ板にも、ルーメンホワイトのスレッドはありません。もし作っても書き込む人がおらず、あっというまに落ちてしまいそうです。

というわけで、ルーメンホワイトを購入検討されている方や興味の有る方に、少しでも参考にして頂ければと思い、ブログを開設することにしました。もちろん、自分のための記録でもあります。

これから不定期ですが少しずつルーメンホワイト シルバーフレームを使ってみての感想等を書き込んでいこうと思っています。ご興味のある方はご覧になってください。


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