SSブログ

PASS「XA60.5」 [パワーアンプ]

少し安めのラインということで、HEGELの「H4A」と一緒にPASSの「XA60.5」を自宅試聴させて頂きました。このモデルも価格のわりに非常に評価が高いので期待していました。

「H4A」と一緒に届いたので、サイズはそれほど大きいとは感じませんでした。もっともモノラルアンプなので、2台合わせればかなりのサイズなのですが・・・。重さに関しても1台あたり30kg程度なので、取り回しはそれほど苦労はしませんでした。
フロントパネルは1cm厚くらいのアルミパネルが2重になっていて重厚感と高級感があります。反面、その後ろのボディの部分は、ほぼ鉄でできているようです。このあたりでコストを下げているのかもしれません。サイドのフィン状のヒートシンクの部分が持つときに痛いのではないかと思っていましたが、きちんと丸められていてそんなことはありませんでした。
スピーカ端子はボルト状のもので、手で締めるのはちょっとつらいです。まあ、それほど頻繁につなぎかえるわけではありませんので、実使用には問題なさそうです。

聴き始めたところ、透明感はHEGEL「H4A」の方が勝っているようでした。また、思ったよりも高域・低域とも延びず、中域重視のいわゆるかまぼこ型の音になってしまいました。もっとレンジが広く、雄大な鳴りを期待していたので、正直ちょっと期待はずれでした。世間の評価では、JBLの「DD66000」も十分鳴らせるという話ですし、空間表現も得意な感じのコメントが多いと思うので、うちの環境と合わなかったのでしょうか?

40万円ほど価格の安い「H4A」の方が結果が良かったので、早めに試聴は止めてしまったのですが、XAシリーズよりも駆動力があるXシリーズを聴いてみたほうが良かったのかもしれません。X600.5なんかはコストパフォーマンスが高そうですが、さすがに大きすぎて候補に上げていません。いくらなんでも、68kgを2台っていうのはちょっとねえ・・・。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

HEGEL「H4A」CLASSE「CA-2200」 vs C.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。