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パワーアンプの試聴(1) [パワーアンプ]

パワーアンプの試聴を始めました。

今回の本命は、GOLDMUND「TELOS200A」とKRELL「Evolution302」。それにショップの方のお勧めのAyre「MX-R」と中古がたまたまあった「TELOS600」を加えた4台を試聴しました。
パワーアンプ以外の機材は下記の通りです。当然、ショップにルーメンホワイトが有るはずもなく、小口径マルチウーファーというつながりで、「ULTIMA SALON2」を選択しました。

 プリアンプ:VIOLA「Cadenza」
 プレーヤー:ESOTERIC「P-03」「D-03」
 スピーカー:REVEL AUDIO「ULTIMA SALON2」

まずは、既に鳴っていた「MX-R」から。
いいです、全然いいです。しかし、全てのものが我が家と違うので(部屋ももちろん)何がいいのかが全くわかりません。というわけで、一通りの曲を聴いて次のアンプへ。

■KRELL「Evolution302」
正直、まったくピンと来ませんでした。MX-Rと比べると、音が固まりがちになり、フォーカスも甘い。KRELLには元気な熱い音を期待していたのですが、そんな感じもしませんでした。プリとの相性が悪いのかもしれませんが、この音のために、あのサイズのアンプを部屋に置く気にはなれませんでした。

■GOLDMUND「TELOS200A」
KRELLと比べると、空間も拡がり高域がきれいです。ただ、低域の量感や力感が不足しており、全体に痩せている印象です。高域の音数は多いですが、少し余計な音が強調されている感じがしました。

■GOLDMUND「TELOS600」
200Aとは全然違い、ゆとりのあるバランスのとれた音です。低域の量や駆動力も十分。価格が高いだけのことはあります。この音を聴いてしまうと、200Aは買えません。聴かなきゃ良かった系の製品です。「MX-R」と比べると高さ方向の空間は少し小さめ、音数も少し少ないかもしれません。整理された音という感じ。Ayreよりはソリッドな音だと思いました。

■Ayre「MX-R」
もう一度、「MX-R」に戻してもらい。やっと特徴がわかりました。空間表現は素晴らしいです。奥行きだけでなく、上下にも大きく拡がります。音の滲みが無く、音と音の間に無音部分があるように思えます。スピードも速く、しなやかで、躍動感のある弾むような音です。とはいえ、全体的には素直でクセがない音だと思います。ちょっと薄味な感じがするのが、ある意味デメリットかもしれません。

結局、本命2機種が脱落です・・・。良かったのは、Ayre「MX-R」とGOLDMUND「TELOS600」。味付けが違う2機種ですが、価格差を考えれば「MX-R」はすごくいいと思います。ボディの仕上げもいいし、サイズも小さく手頃です。
というわけで、この日の試聴でのベストは、Ayre「MX-R」となりました。

この後、自宅試聴へと進みますが、それはまた後日。


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